シンガポールに関するFAQ

シンガポールに関するFAQ

Frequently Asked Questions シンガポールでの映像制作に関して

東南アジアの中でもシンガポールは、治安が安定し、行政手続きも明確な国として知られています。海外ロケを検討する際には、撮影の許可や撮影許可証の取り方を正しく理解しておくことが重要です。撮影許可がいらない場合もありますが、基本的には公共空間での撮影は事前申請が原則です。ここでは、現地での撮影手続きや文化的配慮、安全面などを含め、シンガポールでの映像制作に必要な情報をまとめました。

どこの国で海外撮影をサポートしていますか?

シンガポールと世界の他の地域での海外撮影をサポートしています。

さらに、ニッポン・プロダクションと共同で、150カ国以上のエリアをカバーし、日英両言語に対応可能なメディアクルーを各国に展開しています。

治安はどうですか?

シンガポールは世界でも有数の安全な国のひとつで、暴力犯罪はほとんど報告されていません。CCTV監視網が発達しており、警察の対応も迅速です。夜間撮影や道路での撮影許可を取得して行うロケーション撮影も比較的安心して実施できます。スリや置き引きなどの軽犯罪も極めて少ないため、機材の盗難リスクも低い国と言えるでしょう。

文化や宗教について注意すべき点はありますか?

シンガポールは多民族・多宗教国家で、中国系・マレー系・インド系・ユーラシアン系が共に暮らしています。宗教も仏教、イスラム教、ヒンドゥー教、キリスト教などが共存しており、撮影時には文化的な配慮が求められます。寺院やモスク、教会での撮影は必ず管理者に撮影の許可を取り、靴を脱ぐ・肌を露出しないといった礼儀を守りましょう。特に宗教行事や礼拝中の撮影は避け、人物撮影時には本人の了承を得るようにしてください。

撮影許可は必要ですか?

はい。シンガポールでは公共の場での撮影には原則として撮影の許可が必要です。撮影許可の取り方は撮影場所によって異なり、主要な窓口は情報通信メディア開発庁(IMDA)です。IMDAでは映画やCM、企業映像など商業撮影を行う際の撮影許可証を発行しています。

また、ロケ地によっては他の行政機関との調整が必要になります。たとえば公園での撮影は国立公園庁(NParks)、道路撮影許可は陸上交通庁(LTA)、建物や街並みを使用する場合は都市再開発庁(URA)への申請が求められる場合があります。撮影許可がいらない場合は個人の非商業的利用に限定されるため、注意が必要です。

撮影許可証の費用と発行までの期間

小規模な撮影の場合、多くの撮影許可証は無料で発行されます。ただし、公共エリアで人や交通の流れを妨げるような撮影では追加の費用が発生することがあります。審査期間は通常3〜7営業日ほどで、申請書に撮影日程・場所・内容・使用機材などの詳細を記入して提出します。規模の大きい映画撮影や道路・建物を長時間占用する場合には、撮影許可取りに10営業日以上かかることもあります。

公園や国立公園での撮影について

公園や緑地での撮影には公園撮影許可が必要です。申請先は国立公園庁(NParks)で、撮影日時・人数・機材リスト・使用目的を提出します。商業撮影の場合、環境保護や通行者への安全配慮を求められます。海辺や自然保護区では特に厳格なルールがあり、ドローン撮影やライト機材の使用にも制限が設けられています。撮影許可がいらない場合として、観光客の個人記録レベルの撮影が挙げられますが、商業目的では必ず許可を取りましょう。

報道ビザは必要ですか?

短期の商業撮影や企業PR映像の制作では、報道ビザは不要です。ただし、外国報道機関の取材や政治・宗教・安全保障に関するテーマを扱う場合、通信情報省(MCI)への事前登録が求められます。

機材の持ち込みとATAカルネについて

シンガポールはATAカルネ条約加盟国で、撮影機材の一時輸入にATAカルネを使用できます。税関でカルネ書類と機材リストを提示すれば、関税・消費税なしで機材を持ち込み、再輸出時に問題なく通関できます。小規模な機材の場合は申告のみで済むこともありますが、撮影許可証の申請と合わせて機材情報を明示しておくと手続きがスムーズです。

現地通貨・支払い事情

シンガポールではクレジットカードや電子決済が広く普及していますが、ホーカーセンター(屋台街)や小規模店舗では現金のみの場合もあります。小額のシンガポールドルを常備し、特に撮影現場での軽食やタクシー代などに備えると便利です。

タクシーでの移動は安全ですか?

シンガポールのタクシーは安全で信頼性が高いことで知られています。ComfortDelGroやGrab、Gojekといった配車アプリを利用すれば、深夜や早朝でも安心して移動できます。撮影機材を運搬する場合も、配車アプリを使えば大型車種を指定可能です。

水道水は飲めますか?

シンガポールの水道水は世界保健機関(WHO)の基準を満たしており、安全に飲むことができます。現場でペットボトル水を大量に購入する必要はなく、飲料水の調達コストを抑えることが可能です。

コンセントのタイプと電圧

コンセントは「BFタイプ」で、電圧は220〜240Vです。日本の電化製品をそのまま使用する場合は変圧器を用意してください。撮影照明機材など電力消費の大きい機器は、現地の電源仕様に合わせて調整する必要があります。

ドローン撮影許可の要件

シンガポールでのドローン撮影は厳しく管理されています。250g以上のドローンは、シンガポール民間航空庁(CAAS)への登録が義務付けられています。商業・業務目的でドローンを使用する場合、「クラス1アクティビティ許可」または「クラス2アクティビティ許可」が必要で、ドローンの重量や使用目的により区分されます。空港から半径5km以内、または人が密集する都市部での飛行は禁止されており、違反すると最大で5万シンガポールドルの罰金や懲役刑が科せられることもあります。撮影許可が不要とされるのは個人利用かつ軽量ドローンによる限定的な飛行のみです。商業撮影では必ずドローン撮影許可を取得し、飛行計画を提出してください。

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